結婚式や披露宴に招待された時、気を付けなければならないことが多いものです。まずしなければならないのは、すぐに返事を出すということ。招待状には期限が記されていることが多いですが、できるだけ早く返事をするようにしましょう。そして当日、久しぶりにクラスメートと再会、ということもよくあります。けれども、久しぶりの再会を喜び過ぎて、周りへの気遣いを忘れてしまって、という人も実際にいるようです。披露宴の時、同じテーブルになったのをいいことに内輪話で盛り上がり、式がどのように進行しているか気づかない、などはマナー違反です。余興を頼まれた時も気を付けなければいけません。いくら新郎新婦と仲がよくても、内輪だけしかわからないような余興は他の招待客の方に失礼ですし、余興をすることが目的になってしまい、新郎新婦が困ってしまう、というようなことも避けなくてはいけません。新郎新婦も晴れの日のため、招待客のことを考え頭を悩ませています。呼ばれる側も、お目出度い席に呼んでくれてありがとう、という感謝の気持ちを忘れず、二人の門出をみんなで祝う、という基本に立ち返れば失礼なことにはならないのではないでしょうか。せっかくのすてきな日、新郎新婦も招待客も、誰もが幸せになるように、周りの人のことを考えて行動しましょう。