極上の北海道〜小樽運河〜

極上の北海道〜小樽運河〜

北海道へ旅行し、札幌周辺を観光をする際、ぜひ立ち寄りたいのが小樽です。
運河沿いに石造の倉庫が立ち並ぶ街並みは有名ですね。

おしゃれな街並みに、ガラスやオルゴール、美味しい海産物。
そして、北海道開拓の歴史が詰まった街、小樽。
街の持つ歴史を味わいながら、散策してみましょう。

◆小樽発展への礎
もともと、江戸〜明治にかけて、小樽は漁業を中心とした街でした。
盛んな鰊漁により、小樽は繁栄を極めました。後に北海道の玄関口としての小樽経済発展への基礎となりました。
→少し足を延ばして鰊御殿へ行ってみましょう。当時の繁栄が偲ばれます。

◆北海道開拓の玄関口
明治時代に入り、北海道開拓が始まると、北海道の玄関口として小樽港が整備されていくこととなります。
小樽⇔札幌間を結ぶ鉄道も敷かれ、物流の中心地として栄えてゆきました。
銀行、商社、海運業などの社屋を立ち並び、小樽は「北のウォール街」と呼ばれるようになりました。
→日銀通り〜色内大通り周辺を歩いてみましょう。当時の建物に巡りあえます。

◆小樽運河の建設
繁栄の全盛期、大正末期に建設されたのが、小樽運河です。
運河に沿って倉庫群が立ち並び、交易がますます盛んとなりました。
→小樽運河沿いの重厚な倉庫群を歩いてみましょう。
現在、倉庫群は、ガラス工房やお土産物屋、レストランなどとして利用されています。
レトロな雰囲気に整備された街並みに、往年の繁栄の面影を感じられることでしょう。